1. ジョナサン・エドワーズの肖像画 Jonathan Edwards
エドワーズの生前に描かれた肖像は一つだけしか現存していない。ボストン在住のバッジャー (Joseph Badger, 1708-1765) がストックブリッジ時代に描いたとされるもので、現在イェール大学に所蔵されている。バッジャーはホイットフィールド (George Whitefield, 1714-1770) を含む同時代人の肖像を百人以上描いているが、私の見たものはどれも似通った絵に仕上がっている。目を見開いて唇を引き締めた像で、いかにも冷厳なイメージである。そのため、後のエドワーズ愛好家たちには好まれなかったようで、この絵に基づいて何枚かの修正像が描かれた。これはその複製の一つで、現在プリンストン大学のマクリーン・ハウス (Maclean House) 内に掛けられている。2003年4月撮影。